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La Storia, dal 1763
quando l’acquacedratario Giuseppe Dentis apre la sua piccola bottega nell’edificio di fronte all’ingresso del Santuario della Consolata. Il locale all’epoca era arredato semplicemente, con tavole e panche di legno. 

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トリビアなひととき ~トリノ名産編〜 ”ベルモット”

バーに欠かせないお酒の一つにベルモットというお酒があります。
vermouthと綴るのですが白ワインをベースにニガヨモギやさママざまなハーブなどを漬け込んだフレーバードワインです。

17世紀のドイツに期限があると言われているベルモット。チンザノ社が1757年にトリノで創業しベルモットの販売を始めたことから世界的に広がったと言われており、現在ではチンザノ社の他にマルティーニ社をはじめとする数多くのベルモットメーカー技トリノに集まっています。
今ではイタリアの他にフランスやスペインなどでも作られています。

フランス産のものは一般的に「フレンチベルモット」や「ドライベルモット」と呼ばれ、甘味は控えめで辛口に仕上げられています。一方、イタリアで作られるベルモットはフランスのものと比べるとややまさ甘口のものが多く、フランスのものと区別するために、「イタリアンベルモット」や「スイートベルモット」と呼ばれることが一般的です。
そしてこのイタリアンベルモットには通常の白ワインベースの「ビアンコ(白)」とカラメルで色付けした「ロッソ(赤)」があることも特徴的です。

また、今ではオーガニックハーブにこだわったクラフトベルモットとも言える高級商品も多数販売され始め、トリノはベルモットの産地として、世界的に再注目されています。

主にアペリティーボ(食前酒)の定番として冷やして飲んだり、オンザロックにレモンやオレンジのスライスなどを入れて楽しまれている他、マティーニやネグローニ、バンブーなどのカクテルの材料としても世界中で愛されています。

皆様もバールやバー、レストランなどでこだわりのベルモットを見かけたら、一度試してみて下さい。
素敵なアペリティーボの世界にご案内いたします。

2022.06.27

トリビアなひととき