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La Storia, dal 1763
quando l’acquacedratario Giuseppe Dentis apre la sua piccola bottega nell’edificio di fronte all’ingresso del Santuario della Consolata. Il locale all’epoca era arredato semplicemente, con tavole e panche di legno. 

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〜商品開発のきっかけは夏休みに訪れたBicerin新宿高島屋店のカフェ視察〜

〜きっかけは夏休みに訪れた新宿高島屋店のカフェ視察〜

学生の「○○したい」を応援したい!佐賀県唐津市の高校・大学生が地元の食材を使って新商品を開発!

◆本取り組みの背景

2023年8月に佐賀県唐津市の高校生活動支援団体NPO法人WeDが運営する『KARATSU YOUTH  CAFF』の視察のため、学生らがBicerin新宿高島屋店に来店しました。カフェ運営の現場を見学し、お店の魅力は、店舗で提供するホスピタリティはもちろんのこと店舗で販売するお菓子にも重要な役割があるのではないかと考えたそうです。「お菓子を買うとお店を出たあとにもワクワク感のような余韻が楽しめる」「自分へのご褒美や家族・大切な人への手土産にもなるし、思い出話のきっかけにもなった」「箱や袋をみるとお店を思い出すって重要なコンテンツのひとつになるんですね」と熱く語ってくれました。 そしてこれが本取り組みのきっかけになりました。どのように商品が誕生するのか、お菓子作りに大切なことは何か、など意欲的な活動に感銘を受け、視察に同席した本社企画開発部門と商品開発について会議の場を改めて設けることが決定し、本格的にプロジェクトが始動いたしました。

会社や商品の紹介から開発のための条件提示

8月中旬に自社の紹介から始め、販売事業や日本オリジナル商品の企画開発をするようになったきっかけなどをお話ししました。

2023年「G7広島サミット 2023」で政府の公式提供となったレモンのフィナンシェにまつわるエピソードを聞いた学生らが、開発から商品化するまでのストーリーに高い関心を持ってくれました。そして開発するお菓子はフィナンシェに決定しました。そこから企画開発担当より商品開発における3つのお願い=条件を出しました。地元唐津市に帰り、興味をもった約10名の学生らでアイデアを練り発表して新商品企画のための調査・活動が始まりました。商品化までのタイトなスケジュールの中、SDGs調査や食材探し、難しい地元農家への説明と交渉、食材搬送と製作の問題に大学生が重要な役割を果たしてくれたおかげで商品化の見通しがたってきました。

◆販売までの主な流れ

学生らに提示した商品化のための3つのストーリー(条件)

▷条件1:イタリアの老舗カフェより

使用する食材をイタリア国旗の3色(赤・緑・白)をモチーフにすること

▷条件2:SDGsに関連する17の取り組みを1つでも実現すること

▷条件3:地元佐賀県唐津市の食材にこだわること

商品化するだけの生産量を確保できない、収穫の時期が合わない、フィナンシェの味に合わない、唐津市に限定すると選択肢が減ってフィナンシェに合う食材がみつからないなどの苦労の末、ようやく10月唐津市にて試食品発表の段階までステップを進めることができました。

 

課題の3条件の答え

▷条件1:イタリア国旗の3色(赤・緑・白)をモチーフにした食材

【赤】農業生産法人 株式会社 Agrish トマト『太陽のたまもの』

“にっぽんの宝物 2022-2023 グランドグランプリ受賞”

【緑】唐津バジルファーム 「太陽バジル」

【白】唐津ゆいファーム 「自然栽培米 米粉」

▷条件2:SDGsに関連する17の取り組みを1つでも実現すること

・トマト『太陽のたまもの』規格外のトマトを使用した濃縮トマトジュース→SDGsの目標「12つくる責任 つかう責任」では2030年までにフードロスを半減する目標

▷条件3:地元佐賀県唐津市の食材にこだわること

=条件1の食材

本プロジェクトでは、お菓子作りの企画や販売を通して、参加する学生に「モノづくり」の大変さだけでなく面白さを実感してもらい、社会に出た時に少しでも役に立つ経験のひとつなってほしいと思っています。

◆“唐津くんち“奉納

「唐津くんち」とは、毎年11234日に唐津神社で開催される秋季例大祭(しゅうきれいたいさい)で唐津最大の行事です。「くんち」とは「供日」とも書き収穫感謝の意味があり、また「宮日」とも書かれたところから神社祭礼の日を表すともいわれています。

14台の絢爛豪華な曳山が笛・・太鼓で囃子を奏で、「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声で旧城下町を巡行します。曳山は一番古いもので江戸時代末期に製作されたもので、獅子や兜、亀や鯛など世界最大級の美術工芸品となっています。

唐津産地の食材への感謝の意を込めて、まだ商品名もない誕生したばかりのフィナンシェを奉納させていただきました。1029日に執り行う「本殿祭」で洋菓子が奉納されるのは初めてのことです。

また、113日の「御旅所祭」で曳山関係者以外の玉串奉納がなされた例はほぼなく、貴重な機会となりました。
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2023.12.20

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