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La Storia, dal 1763
quando l’acquacedratario Giuseppe Dentis apre la sua piccola bottega nell’edificio di fronte all’ingresso del Santuario della Consolata. Il locale all’epoca era arredato semplicemente, con tavole e panche di legno.
【Special interview②】コーヒーを飲むと健康にいい!? 1日3~4杯飲む人たちが長生き
Bicerinの学術顧問として、先生が長年研究されてきたコーヒーと健康にについて数々のデータや研究結果をもとにインタビュー第2弾です。
前回、ポリフェノールという成分が「コーヒーが健康に効果をもたらす」とお聞きしました。さらに詳しくお伺いしてみたいと思います。
津金昌一郎先生、よろしくお願いします!
Qカフェイン以外にもコーヒーが健康に良いという認識になりつつあるのはどんなことがわかったからですか?
コーヒーのほとんど(約98.6%)は水でできているので、コーヒーの主成分は水ですが、カフェイン以外にもポリフェノールなど健康にいいと期待される成分も多く含まれているんです。
Q先ほどお伺いしたカフェインの効能のほかにポリフェノールがあるんですね。
コーヒーに含まれるポリフェノールの代表はクロロゲン酸です。循環器疾患、Ⅱ型糖尿病、肝臓がんなどに対する予防的な効果が、デカフェを日常的に飲む人たちにおいても認められることから、クロロゲン酸による効果が注目されています。
Qクロロゲン酸とはどんな成分ですか?どのような効果・効能が期待できるんですか?
主にコーヒー豆やじゃがいも等に含まれる成分で、体内で発生するフリーラジカルや活性酸素を除去する抗酸化作用や腸管からのグルコースの吸収抑制などによるインスリン抵抗性改善効果などがあることが分かってきました。このような作用が、糖尿病の発症を予防したり、インスリン抵抗性と密接な関係がある肝臓がんや子宮体がんのリスクを低下させたりしているものと推察されています。また、クロロゲン酸の代謝物であるフェルラ酸は血小板凝集抑制作用があり、糖尿病予防効果によるものと合わせて脳梗塞や心筋梗塞のリスクを低下させている可能性もあります。
Qクロロゲン酸の良い点がほかにあれば教えてください。
消費者庁に届け出られている機能性表示食品として、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を機能性関与成分としている表示には以下の記載があります。これらの表示をするためには、科学的根拠を示す必要があります。
・血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることも報告されています。
・肥満度を表す体格指数(BMI)が高めの方のBMIを軽減することが報告されています。
・気温や室温が低いときなどの冷えにより低下した血流(末梢血流)を改善し、低下した皮膚温(末梢皮膚温)の回復を助ける機能が報告されています。
・肌の水分量を高め乾燥を緩和する機能が報告されています。
・食後の血糖値上昇を緩やかにする機能が報告されています。
Qさまざまな健康効果が期待できるコーヒーですが、「コーヒーはからだに悪い」とおもわれていたのはなぜだと思われますか?
では、コーヒーがからだに悪いと言われている理由についてお話しします。
適切に摂取する場合は問題ありません。むしろ前でも話した通り、適量の摂取はむしろ良い効果を期待できます。
ただ、たしかにコーヒーはカフェインを含んでおり、多量摂取することに危険性があります
カフェイン入りコーヒーの摂取により、頭痛、利尿、胃痛、神経過敏、嘔吐、不眠症、不安、興奮、耳鳴り、胸痛、心臓の期外収縮が起こる可能性も考えられます。
また、妊娠中のカフェインの摂取は、流産や低出生体重児のリスクを高めるので注意が必要です。
コーヒーは飲み過ぎに気をつけて楽しむように心がけましょう♪
2023.12.11
トリビアなひととき